1ヶ月以上越しに、MOIW2023の感想を書き殴る

23/2/12撮影

2023年2月13、14日に開催された、アイマス初の5ブランド合同東京ドーム公演『THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023』。

いやーーーーー、
めちゃめちゃええライブでしたね!!

2日ともホンマによかったですけども、特に印象深かった楽曲を、
ピックアップしてアレコレ書いていきたいと思います。

Day1 (2023/2/11)

セットリスト参考元↓

ビーチブレイバー

放クラの切り込みっぷりと、声出しとの相性値えぐいな…

ブランド毎全体曲からのトップを飾るに相応しい、元気にあふれるいい曲。
さらに、他ブランドからのメンバー選出も、全然予想できん所からきよる!!
これはこういうライブなんだ、というチュートリアル的観点からもハナに立たせるのに、
ぴったりでしたね。

百花は月下に散りぬるを(Long Intro Ver.)

ベタなとこ抑えるのもうめぇ!

和風楽曲に和のイメージの強いアイドルを組み合わせる。見たい手堅い、故に満足度も高い。
望んでいたものをお出ししてくれるのも上手くて、唸っちゃいましたね。

GO MY WAY!!

この二人が、この曲を歌ってくれる感慨深さよ…

さっき書いたことが全てだけど、961所属のライバルアイドルとして登場した冬馬役てらしーさんが春香役えりりんさんと共に、この曲をパフォーマンスしてくれることがどれだけ嬉しいか。これ見る為に今日来たんやな、と思えました。

ラ♥ブ♥リ♥(Long Intro Ver.)

水瀬伊織→わかる
神谷奈緒→まぁわかる
白石 紬→まぁまぁわかる

樋口円香
→わかるかぁ!!!!!!

笑うわ、あり得ん過ぎて。これこそ、ホンマに意識の外からパンチが飛んできました。声色も表情も円香として通し切った、土屋李央さんの凄みが分からされたパフォームでしたね。

Get lol! Get lol! SONG

にごさんもほりえるさんもかわええの、ズルやん

あまりの可愛らしさにやられて、カエル(ポーチと着ぐるみ)繋がりの選曲と
気付くのに時間かかりました。優しくほっこりしちゃいました。
この曲もそうですが、今回のライブはサイマス勢がいてくれたからこそ、
パフォーマンスに幅が広がり、ライブの見ごたえが増しましたね。

絶対正義 EVERY DAY


↑サブスク解禁されてないため、収録CDのリリース情報を記載

そうだよね、この3人がここでこの曲を歌わなきゃだね

東京ドームはスーパー戦隊ショーの劇場、シアターGロッソのあるヒーローの聖地でもあるんです。

そりゃここで、このパフォーマンスが見られるんですから、喜びもひとしおですよ。
あとは、南条光も加わったのを見れるように応援続けなきゃな。

 スパイスパラダイス

(コロムビアはデレのフル尺サブスク解禁、早くして)

ただスパイス名を叫んでるだけで格好ええてらしーさんズル

まぁ、情報として知ってはいたんですよ。冬馬はカレーに凝っているということは。
それやったらこの曲は、うってつけですよね。フィット具合がホンマに凄まじくて、
思わずにやりとしちゃいました。

BRAND NEW FIELD

ドーム公演まで付き合うヤツに、刺さらんはずがないわ…

そりゃあ、元961プロ所属組で披露されたらねぇ…
何かしらの感慨持ってる連中しか来ていないはずなんだよ、今日ここには!!!
落ちサビ前に合流するのも、心憎いわ。
でもそれ故に、はらみーさんも禎丞さんも揃い踏みしたバージョンも聞きたい。
際限がないですねぇ、欲望というのは。
叶えるためにも、自分のペースで追っかけ続けないとね。

Dye the sky.

蒼が過ぎるわ

流れ星キセキ(Long Intro Ver.)

(ちょっと待って、
Game Ver.すらサブスク解禁してないやん!)

赤が際立つやん

いやー、ここのコンビネーション実際一本取られた感すごないですか。
「Dye the sky.」と「流れ星キセキ」の曲の特色の差異といい、ブランドの中核を担う彼ら・彼女らの歌うことの意味合いといい、セトリの妙に、まんまとしてやられました。

We’re the one

圧巻やね、クラファのパフォ

中々がつがつ踊りつつ、歌も見事に聞かせてくれるなー。
あと、レディスの低音のカッコよさも相まって、むっちゃ良かったですわぁ。
カッコいいが極まると、性差なんて関係ないんですね。

Transcending The World(Long Intro Ver.)

 Needle Light

成程、シャニとデレの”格好いい”を続けていくんか

「Transcending The World」のバキバキに決まった振りと歌、
「Needle Light」の予想通りかつ信頼しかないコラボ、
ここの乱打っぷりは食らわずにはいられないですね!見たいものを見られてホンマよかった。

今度は平成ライダー挿入歌的なカッコよさがハチャメチャに刺さったHide&Attackも、お願いします。(小声)

Tulip(Long Intro Ver.)

今日一の変化球が飛んできよった

(↑生憎?当然?オリジナルのlips版のみ有) 

いやいやいやいや、読めるかこんなもん!
サイマスの面々が「Tulip」歌うんか!とイントロの時点からざわつき、
メンズの色気に絆されて、その圧巻のパフォーマンスされちゃあ、言葉を失うしかあるまいよ。ただ圧倒されてしまいました。

Trancing Pulse(Long Intro Ver.)

これは!祝わねばなるまい!!
祝え!三位一体×三位一体×三位一体、
正に九位一体のパフォーマンスが顕現した瞬間である!!!

(これもサブスクにないんかい!)

この3人組ユニットを掛け合わせてこの曲を披露してくれたのが、筆舌に尽くし難いほど嬉しかった!!!カッコよかった!!!
ただ、一つだけ、言いたいことは…

今度は「Trinity Field」で
やってくれぇ!!!!!!!!
サビのハモリをこの3組でやってるんを、見たいんよ!

(どうも、3:16~の7th大阪Day2
生バンドTrinity Fieldで脳ミソ焼かれた君です。本当です。)

こんな、先々の要望を駆り立ててくれるいいステージでした。

Day2 (2023/2/12)

セットリスト参考元↓

ヒカリのdestination

あー読めねぇー。初日からそやけど全然読めん

最古参の信号機ユニットが最新参の信号機ユニット曲を歌う。
そのエモさの前に、驚きが大きすぎました。
こういうビッタビタに決まったサプライズがこの合同ライブの醍醐味だと、
改めて実感しました。

 O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!

スーパー双子大戦!

こちらは押さえるべきとこを、しっかり押さえたコラボ。意外性のある組み合わせが映えるのは、こういった見たいものをキッチリ見せてくれるからこそですよね。
今度叶うなら、サイマスのWもいてほしいし、「フリースタイルトップアイドル」も
聞きたい。

Study Equal Magic!

選曲も、アイドルの組み合わせも読める訳ゃないだろ!!!

再三再四ですけど、意識の外からまたパンチが飛んできました。
いや、好きな曲なんですよSEM。キャッチーなダンスとアレンジ、かつ前職が教師だということが生きている歌詞の取り合わせが、素晴らしい。でもよりにもよって、一番イメージできない3人に歌ってもらうんか、と驚きと可笑しさに満ちたパフォーマンスでしたね。

個人的に、美希と杏は一夜漬けでも何とでもなりそうだが、甜花には無理そうなイメージがあります

ココロ☆エクササイズ

恋のHamburg♪

増元拓也さんね、覚えた覚えた…

あそこまで振り切られたら、覚えざるを得ないよ!
マッスルアピールからお料理アピールまで、振り幅もすごいある。
すっごいモンを見させてもらいました。

Plus 1 Good Day!

FLAMEさんごめんなさい。
こんな爽やかなユニットとはついさっきまでつゆ知らず…

爽やかかつ、誰かの屋台骨になるような曲が似合ういい兄ちゃんたちでんな。
女性陣の高音ユニゾンも、爽快感を増してくれていましたね。
さっき笑っちゃったのが、少し申し訳ないなー

Fly and Fly

いいね!ギラギラしてるねぇ!!!

シーズも961の2人も、バキバキに踊りつつ歌う。
シーズの、ひいてはシャニマスのステージは初見でしたが、今ここまでダンスも
力入れてるだな、とすごくいい驚きがありました。
いや、茅原実里さんと高橋李依さんと渡り合えてるの、ホンマすごいですね。

こーなってくると、あの人やこの人がつけたコレオの楽曲とかやって欲しーなー

SWEET♡STEP(Long Intro Ver.)

MOON NIGHTのせいにして

こ、こんなセトリが許されてええんか…

かわいい曲歌うメンズと、カッコいい曲歌うレディス。
この交互浴に耐えきれるP・ファンのほうが少ないよ!
何なら、その前のレディスベッチュアからクラクラしていたよ。
特にムンナイは、初日にしゅーごさんが出てたのもあり、完全に予想から切ってました。
それ故に、余計にこう、来ましたね。

待ち受けプリンス

(サブスク未解禁につき、試聴動画を貼付)

すげぇ、小林大紀さん可愛らしさで女性陣と張り合ってる!

サイマスの皆さんのおかげでパフォーマンスの幅が広くなったと、前にも書きましたが、
その最たるものが小林大紀さんではないでしょうか。
ここまで馴染みがいいのは、仰天ものですよホント。

 CRYST@LOUD

ライヴで初めて良さが分かった曲だ
(画像略)

恥ずかしながら初聞きでは、そんなにいい曲とは思いませんでした。
でも、同僚のPやファンと2日間ライブ楽しんで、一緒にクラップして
コロッとやられました。大事な思い出の曲になりました。

M@STERPIECE

そりゃ歌いますよ、えりりんがそう仰るなら

「輝きの向こう側へ」公開当時はドラマCD付前売り券をローソンで買い、舞台挨拶も行き、熱心に追っていました。765の9thにて現地ライブ初参戦し、生バンド伴奏で聞いたとても思い入れのある一曲。これを大トリで皆さんと歌えたのが、とても良かった。とてもいい締めでした。

駆け足でしたが、2日間を振り替えっていきました。
あれこれ言いましたが、結局これに終始しますね。

いやーーーーー、
めっちゃめちゃええライブでしたね!!

交換していただいた名刺紹介

あと2日目は初日にできていなかった、名刺交換もガシガシやっていきました。
少しの会話からでも皆様それぞれ、十人十色なアイマスへの「好き」が伝わってきました。
そのおかげもあり、より今回の合同ライブを楽しむことができました。
改めて、ありがとうございました。

サインのホロが凝っててめちゃ良いのほぎさんの名刺
こちらも凹凸ついた加工が見事な、さんの名刺
イラストが素敵なかーきー3さん。
掲載許可ありがとうございます
はくまいPより。ユッキを東京ドームで見たいっすねー
こちらはちべさんから。ひねりが効いててええですね。後、緑リウムも助かりました!
上段左からチリさん、シオタさん、かぼさん
下段たまてさん、御殿山P、とろさん掲載許可ありがとうございます。

掲載許可いただいた皆様、また名刺を交換してくださった皆様、本当にありがとうございました。
これで皆さんとも、
えんができたな

Day2前に参加したドンブラ素顔の戦士ショーが良すぎて、ついこじつけましたとさ
というおはなし

2日間通してすごく楽しく、来てよかった、
アイマスを好きでよかったと思えるライブでした。

MOIW2023 2日目直後にBoom Boom Backにやられた話

同僚の皆さん、MOIW2023の2日間お疲れ様です。mmrです。
いやー、2日ともめちゃくちゃいいライブでしたね!!!
ブログにて感想を綴りたいところですが、その前に吐き出しておきたい妄言があるので、良ければお付き合い願いたい。

(23/3/25追記 ライブ感想記事上げました)

2日目終演から大体3時間後、2023年2月13日の0時からBE:FIRSTの新曲『Boom Boom Back』の配信が開始された。そのサビ前のフレーズが、2日間東京ドーム公演を鑑賞した私にひどく突き刺さった。

歌詞の引用元: https://j-lyric.net/artist/a062fca/l05bb82.html

私はライブ直後のトランス状態そのままに、音源解禁に伴う上の動画のプレミア公開を待っていた。
前に公開されていたライブパフォーマンスのショート動画を繰り返し見ていたことも相まって、物凄くフルで聞けるのが楽しみだった。

https://www.youtube.com/shorts/cuidQQz5RkM
「この世界~」からの身体千切るんかぐらい揺らしまくるSOTAに注目

そしてサビ前、前述のツイートにも載せたあのフレーズが、フル解禁前と比べてより深く食らうようになっていた。

ツイートで既に妄言を垂れ流し、それでもなお足りずブログにも記す

アーケード版の稼働開始から17年かけて彼女ら・彼らは、日本のライブ会場の頂上である東京ドームでライブを成功させるという、一大目標を成し遂げた。
その直後に、こんな歌詞の新曲が出たということに、えも言われぬオーバーラップを見出してしまった。
2日間のMOIW2023を見る前よりもっとずっと、胸に深く深く染み入ってしまった。
日高社長、なぜこの日にこの時刻に解禁なさったのですか。
おかげで、抜けないぐらい突き刺さったし、抜きたくもないぐらい心地よいじゃあないですか。

今私が書いていることは、無関係なものを無理矢理こじつけて結び付けているに過ぎない。
ないものをあるんだと、言い張っている。しかし、それでも私はこのただの偶然がシンクロしたことに、素晴らしい何かを見出したい。見出さずには、いられない。

最後に、ここまでお付き合いいただいたあなたへ。
この私の妄言を読んでくださり、誠にありがとうございました。
あなたの貴重な時間を割いていただき、本当にありがとうございました。

好みのアイマス曲を挙げておきますね


(BoomBoomBack収録のニューシングル、Smile Againは4/26リリースです)

MOIW2023に向けて、2大企画やります

どうも、3年ぶりにブログを更新しましたmmrです。
いやー、仕事やウマ娘やウマ娘で忙しくて、全っ然触れていませんでした。
が、来週末でっかいイベントがあるので、それきっかけにひっさびさに動かしていきますよ!

で、そのイベントがこちら。

そうです。アイマス5ブランドが東京ドームに一堂に会する、
MOIW2023です!!!

すげーこのライブ自体も楽しみなのですが、タイトルの2大計画は何をやるのか、
さっそく紹介していきます。

1:『劇場版 仮面ライダージオウ OverQuartzer』ウォッチP.A.R.T.Y

まず1発目は、『劇場版 仮面ライダージオウ OverQuartzer』のウォッチパーティー、
いやP.A.R.T.Yです。
凹凸だらけで綺麗でないとしても、瞬間瞬間を必死に生きてきた道のりは誰だろうと貶すことはできない、むしろ誇るべきというコンテンツ賛歌たるこの一本こそ、前夜に見るにふさわしい。
ぜひ、皆さまも一緒にウォッチP.A.R.T.Yしましょう。
2/10 金曜の19時半から、上記ツイートのリンクでお待ちしています。

2:MOIWスペース感想会 開催

ライブ当日、2/11・/12の21時から上記ツイートリンクのスペースにて、感想会やります。
初めてのスペースなのでどこまでしゃべれるか未知数ですが、率直な感想を話していきます。
もし予定が変わる際には、その旨ツイートします。

…といきなりぶっつけでやるのは何かと不安なので、2/10の20:45
つまり前件の企画後に、テストとしてMISSIONx2 ep.05の実況をやりますので
こちらもお付き合い、よろしくお願いいたします。

ep.01からの再生リスト。投稿時点ではep.04までなので追いつくなら今ですよ

以上、MOIWにかこつけた2大企画の告知による、ひっさびさのブログ更新でした!
せっかくもう一度書きだしたので、習慣付けるためにも、MOIW感想記事あげます。

ジオウOQを雑に絡めながら、デレマス7th大阪公演を振り返る

同僚の皆様、おはようございます!
京セラドーム大阪でのデレマス7thライブから早くも1週間が経ちました。
私は1日目はLV、2日目は現地で堪能いたしました。
さて日を遡り2月14日、デレマス7th前日に、とある映画を借りて見ていたのです。

狂気1000%

「輝子は万人受けするアイドルではないけれど、
それでも皆さんのおかげで、ここ(京セラドーム大阪)で歌うことができた」
(※意訳)

これを聞いた瞬間、Over Quartzerのウォズのセリフ、ひいてはあの映画が語ったテーマがよぎりました。
Over Quartzerのテーマをひと言で纏めれば、
「勝手に纏めるなよ!!!」
歩んだ道のりが皆バラバラで纏まりがなかろうが、 凸凹で醜くかろうが、それこそが瞬間瞬間必死に生き抜いた、人々の芳醇さの証だ、ということなんです。
話をデレマスに戻します。180人以上のアイドルがいる本作、彼女たちはそれぞれ違った個性を持っています。それ故に刺さるアイドル、そうでもないアイドルがいます。さらに、プロデューサー一人ひとり、その好みは異なります
しかしだからこそ、枠に収まりきらない彼女たちだからこそ、京セラドーム大阪で芳醇な輝きを見せてくれたのです。
ありがとうデレマス、本当に素晴らしいものを見せていただきました。

P.S.

(開催されるであろう)
アイマス15周年合同ライブで
ユニバースフェスティバルをやって!!!!!!!!!!
胸にもレインボーを架けさせて!!!!!!!

P.A.R.T.Y. 〜ユニバース・フェスティバル〜

大丈夫って皆そうだと思うのか?『天気の子』を見て思ったことを書き散らす(ネタバレ有)

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遅ればせながら、ようやっと見に行きました『天気の子』。

正直『君の名は。』はあまり私には合わず、この作品を楽しめるのか不安でしたが杞憂でしたね。あまりにも一途に、真っ直ぐに陽菜のために突っ走る帆高。例え世界の形を変えてしまったとしても、陽菜と居られる世界を選び「大丈夫」と肯定しきる姿には感心しました。

でも、同時にあの「大丈夫」と肯定しきった世界には大丈夫でない人だって沢山いるはず、そんな状況にした帆高の選択は、人が叶えていいものだとは思えないんです。

3年間、雨が降り続き、東京の埋め立てた土地が沈み、そこに暮らしていた人々の生活はどうなってしまったのか。そこまでして陽菜と再会したかった、帆高の願いは余りにも多過ぎる犠牲がつきまとい、人が叶えていいものだとは思えないのです。こんな世界、あなた達にとっては「大丈夫」と言えたって、ほかの人にとってはそうじゃないと、考えられないのか、とすら思いました。

 ま、自分がこの作品を見て抱いた感想は、ざっくりまとめるとこんな感じですね。
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(画像引用元:https://www.youtube.com/watch?v=mTjldeDW9B8)

「お前達の変えた世界って醜くないか? 」

未完成ゆえの末恐ろしさ、楽しみが見える関裕美「楽園」

私はデレステをプレイしています。イベントを走ったり、アイドルのバースデーカードを作ったり、ガシャの結果に一喜一憂したり、とそこそこハマっています。 その魅力は個性が弾けている183人のアイドル、というのも勿論なのですが、楽曲の力もまた大きなものなんです。 それでこの記事で取り上げるのは関裕美(会沢紗弥)の『楽園』。

m.youtube.com

この楽曲、声が凄く「甘い」んですよね。声質そのものも、聞けば溶ろけるほど「甘い」し、その一方でもうちょい上手く歌えるのでは何様やワレェ、と思える詰めの「甘い」ところがある。でも、だからこそ、歌詞が暖かく沁みてくる。また、この娘はどこまで伸びるのだろうか、と想像できる楽しみがある。 その未完成さが、そのままで惹きつけられる、いい楽曲です。

映画感想 ペンギン・ハイウェイ (ネタバレ有)

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映画『ペンギン・ハイウェイ』公式サイト

おねショタとおっぱいと、一夏の冒険・成長を描いた映画『ペンギン・ハイウェイ』の感想です。

お姉さんがモノをペンギンにする、その謎から始まるアオヤマくん達の冒険。メンドくさいほど考え、好奇心のままに動いて、謎解きのカギを調べる。その様子が活き活き、キラキラと描かれているのでこちらも彼らにドンドン入れ込んでいきます。

後、お姉さんがめちゃくちゃ魅力的なんですよねぇ!おっぱいだけじゃなく蒼井優の声といい、時にアオヤマくんをたきつけたり、励ましたり、暖かく見守ったり、振る舞いがいちいち惹かれる惹かれる!これは、アオヤマくんが惚れちゃうのも頷ける!

また、おっぱいおっぱい言われますけど、アオヤマくんのそれに対する目線は、性的ないやらしい感じでないんですよね。その、なぜこんなに惹かれてしまうのか、というわからない謎、というかかなりフラットな目線で捉えて、考えていたんですよね。いやらしいの俺らっちゅうことか…

また、なぜお姉さんが投げたものがペンギンになるのか、なぜペンギンやお姉さんが飲まず食わずでも生きていけるのか、なぜ町から離れると頭が痛むのくわァッ!!!体調を崩したり物が歪んだりするのか、これらの怪現象の真実が完全には語られていない、のがまた想像を巡らせる余地があっていい、個人的には思います。

まぁいろんなことをグダグダ言ってきましたが、やっぱり、この映画の一番の見どころはラストですね。迫る脅威に対処するため、お姉さんとお別れしなければならないアオヤマくん。しかし、彼女と再会できるいつかの明日を信じて、「昨日より賢くなる」ことをやめずに続けんとする、彼の成長に心打たれました。

見どころ満載の、お勧めの一作です。

 

映画感想 仮面ライダービルド Be The One (ネタバレ有)

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ストーリー | 劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)

夏休み恒例、東映ヒーロー特撮映画2本立て。 今回は、仮面ライダービルドビーザワンの感想を書いていきます。

ひとことで言うなら、所々で惜しい、ですね。 確かに、なかなか見所の多い面白い映画なんですよ。 序盤の市民とビルドの追いかけっこといい、ちょいちょい挟まるヒゲポテトの漫才といい、ブラッド族にけちょんけちょんに貶され葛城に否定されようとも父から託された「ラブアンドピース」を貫かんとした戦兎といい、唸るポイントはたくさんあるんです。

ただ、万丈の洗脳があっさり過ぎたり、洗脳が解けた万丈から戦兎へのリアクションが無かったり、 個人的に「そこ欠かしたらダメでしょ」というポイントも目に付くんですよ。 例えば、君のせいで恋人が死んだ、と揺さぶって洗脳したり、「ったく、取り乱し過ぎなんだよ、天才物理学者。」「うるさいよ、筋肉バカのくせに。」と、ちょっと付け足すだけでもだいぶ印象変わるのに、と思わずにはいられませんでした。

まぁ、そのシーンを入れられなかったのは、尺に収まらないから、とかまだ理解出来るんですよ。 でも、

タイトルに冠しているBe The Oneを流さないのは、いくら何でもそりゃないでしょ。 (オルゴールアレンジは流れていたけど)

それさえしてくれれば、勝手にこっちで加点して、そこまでモヤることはなかったでしょう。 面白い、からこそ細かいところが目に付く、そんな惜しい映画でした。TVシリーズの集大成だからこそ、もっと細かいとこまで気を配って欲しかったです。

映画感想 ルパンレンジャーVSパトレンジャー en film (ネタバレ有)

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ストーリー | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(アンフィルム)

毎年恒例、夏の東映特撮ヒーロー映画二本立て。見てきたので早速感想を書いていきます。

まずはルパパトアンフィルム。ひとことでまとめると、                                             パンっパンに詰め込まれた魅力が、大スクリーンで爆発していました。

 

来日した、ココリコ田中が演じる探偵の命を狙うギャングラー、そいつの持つ「ルパンコレクション」を盗まんとする快盗、そいつらから探偵を護衛する国際警察、といきなり三つ巴のド迫力バトルからの幕開け。「そうそう、これこそがルパパトだよな」と馴染み深い、テレビいつも見ていたようなバトルが大スクリーンで展開か、と思われた矢先、もう一体ギャングラーが割り込み、両戦隊のレッドを捕縛し彼らの根城の世界に攫っていきます。

 

ギャングラーの世界に連れ去られた彼らは、怪人達の猛攻撃で絶体絶命の危機に。       それでもなお、快盗と協力することに抵抗を覚えていたパトレン1号・朝加圭一郎でしたが、ルパンレッド・夜野魁利が発破をかけます。

 

「ここから脱出できなきゃ、 アンタの大切なモン守れねーぞ!!」

 

この一言と、傷を負いながらも自らを助けてくれた快盗と圭一郎は一時休戦、共闘戦線を貼ることになります。                                                                                                           協力せざるを得ない状況を作るため、とはいえ)あんな言葉と行動が出てくる、やってのける魁利くんは、朝加圭一郎ガチ勢すぎて、思わず笑っちゃいましたよ。                               といっても、激突して、(一方的に)人となりを知っていく内に、圭一郎の信念や、絶対に相容れないからこそ解る・信用できるところがあるんでしょうね。                         圭一郎も同じように、絶対に相容れないからこそ信用できる、と思ったのか、元の世界に帰る為、ギャングラーの本拠地に潜入した際文字通り体を貼ります。

一方、元の人間世界でも、両戦隊はレッド不在の穴を埋めるべく、休戦し協力を試みます。しかし、それこそギャングラーの目論見。探偵も怪人であり、レッド不在の内に両戦隊を叩き、手柄を立てんという作戦だったのです!                                            しかしその企ても、両レッドの帰還、両戦隊の連携で打ち砕かれます!

 

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「ただでさえ厄介な快盗と、」

「ただでさえ面倒くさいお巡りさんを、同時に相手取ったんだ。」                                                       

「そう欲張った事こそが、貴様らの敗因だ!!!」

 

「そうそう、これこそスーパー戦隊だよ!」

と、めちゃくちゃ興奮しました。この横並び・共闘がこの映画限り、本編に戻ればまた戦い合うことはわかっている。その一回限りのレアさ、あり得なさがより血を沸きたてます。

後、映画ならではのレアさ満載だったのがロボ戦。CGでスクリーン狭しとグリグリ動き回る!光る翼やローラーダッシュと、ここぞとばかりにメカニカルなギミックを見せまくる!

 

最後まで飽きさせる事なく、一気に駆け抜ける一本。この夏是非ともお勧めしたい作品です。

 

 

 

 

 

読感 黒瀬陽平、『情報社会の情念 クリエイティブの条件を問う』

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https://www.amazon.co.jp/%E6%83%85%E5%A0%B1%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%AE%E6%83%85%E5%BF%B5-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%81%AE%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E3%82%92%E5%95%8F%E3%81%86-NHK%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E9%BB%92%E7%80%AC-%E9%99%BD%E5%B9%B3/dp/4140912111

 

ネットが一般と化し、模倣・複製・記録がやりやすくなった現在、創造はいかにして行われるのか。ネットをプラットフォームとして見立てて、それを運営する思想と創り手の思想の交わりから生まれる「創発」、あらゆるものに潜んでいるけど皆見失いがちな「両義性」から見ていくのが、この一冊です。

ソシャゲ会社の社長やそのゲームの特徴を取材した記者、さらにはアーティストの

作品・発言、漫画などから、現代でいかに作品を作っていくのかを見ていくのに、最適です。